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2022.08.16

B2B SaaS 開発を支援する SaaS「 SaaSus Platform 」 の β版を提供開始

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◆「SaaSus Platform」開発の背景
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、デジタルの活用がビジネスの中核を担う潮流は加速しており、日本においてもデジタルトランスフォーメーション(以下 DX )を進めることの重要性が認知されてきています。

DX を進めるうえで、 SaaS の活用は重要な意味を持ちます。それは、 SaaS が業務ナレッジ・ベストプラクティスの集合であり、導入をする過程であらゆる業務を変革できるためです。さらには、 SaaS を積極的に活用することにより、カスタム開発などに係る出費を抑え、エンジニアがよりユーザーに価値を提供する開発に従事できるようにすることで、守りのIT投資から攻めのIT投資にシフトできます。

一方で SaaS には、利用者が得られる価値が大きい反面、 SaaS 提供事業者が開発/運用する難易度が高いという側面があります。 SaaS を通してユーザーへ提供したい業務ナレッジに関わる機能要件以外に、 SaaS として成り立たせるために必要な SaaS 特有の要件が多く存在するからです。例えば、多くの契約企業(=テナント)を管理していくマルチテナンシーやテナントに紐づくユーザーの認証機能、ユーザーのテナントやそのテナントが契約しているプランや役割(ロール)に応じた認可機能などが挙げられます。

日本において、このような SaaS 特有の要件があるという認知が広がっていません。そのため、 SaaS 提供事業者が SaaS の開発・運用を行う中で、試行錯誤を繰り返し、苦心している様子を私たちは今までの事業などを通じて見てまいりました。そこで今回、株式会社アンチパターンがもつ SaaS 開発のナレッジを集約し、「 SaaS 開発を支援する SaaS 」を開発・提供することによって、 SaaS 提供事業者の課題を解決いたします。

まずは、 SaaS 開発を迅速かつ安全に行えるような機能を 「 SaaSus Platform β 版」として提供いたします。


◆代表コメント
日本の DX は遅れています。経産省が2020年に発表した『 DX レポート2(中間取りまとめ)』(https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004.html)によると、95%以上の企業が DX について未着手であるか途上にあると分かっています。

私は平成3年生まれです。生まれた時代を、”失われた20年”と言われることを以前より腹立たしく感じており、その状況を打破するためにも日本の再興が必要であると考えていました。そのために、 DX は必須だと思っており、その実現のキーファクターとなるのが、 SaaS であると考えております。

今回、 SaaSus Platform の β 版をリリースさせていただきます。このプロダクトが SaaS 開発のデファクトスタンダードとなり、それによって日本から”強い SaaS ”が生まれ、日本社会全体の DX が促進、私たちの理念が実現できることを期待しております。

サービスサイトはこちら
https://saasus.io/