2022.04.04
シードラウンドにて9,200万円の資金調達を実施
◆資金調達の背景と目的
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、近年ビジネスにおけるデジタル活用の潮流が加速しており、国内においてもデジタルトランスフォーメーション(以下 DX)に着目する企業が増えています。
◆投資家からのコメント
株式会社スマートラウンド 代表取締役社長 砂川大 氏
「SaaS化が加速する中、アンチパターン社はSaaS開発/運用を容易にするプラットフォームを自社メンバーの経験に基づき構築しようとしており、とても可能性を感じました。これが実現すればアンチパターン社が理念として掲げる『日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ』に一歩近づくと考えています。」
◆代表取締役 小笹佑京のコメント
私たちはソフトウェアをビジネスの中心に据える企業の成長サイクルを3つのコンポーネントで捉えています。
(1)プロダクト作り
ビジネスと開発、運用が一体となったBizDevOpsが実践されることにより、強固なプロダクト開発が可能になります。
(2)資金作り
プロダクトもしくはその構想があれば、企業価値がついたりプロダクトによる収益が生まれ資金作りを行ったりすることができます。
(3)組織作り
ソフトウェアに投資をするということは、多くの資金をヒトに投資することでもあります。その際、ソフトウェアエンジニアを中心に、組織作りを行っていく必要があります。
これら3つのコンポーネントは密接に関連しあい、いずれかのコンポーネントが大きくなれば他のコンポーネントも大きくなるような関係性にあります。今回私たちが開発するSaaSは、主に「プロダクト作り」を支援し、その価値を最大化するものです。それによって、国内のソフトウェア企業の成長サイクルがこれまで以上に回るようになれば、より魅力的なソフトウェア企業が日本に生まれることになります。
そのことが当社のビジョンである「日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ」を実現する上で非常に重要な意味を持ちます。
魅力的なソフトウェア企業が生まれることで、魅力的なプロダクト開発の現場が生まれますし、しっかりと社会に価値提供できれば、実力のある人にはそれに見合った報酬を届けることも可能になるはずです。
そんな世の中であれば、ソフトウェアエンジニアはメジャーリーガーのような職種として羨望の的になると信じています。
今回の資金調達は私たちのビジョンの実現の一歩に繋がると考えています。